MovableTypeでCMSを構築する
ブログの標準システムであるMovableTypeでCMSを構築するサイトが増えています。
CMSとは、コンテンツ・マネジメント・システムの略で、導入すると「ホームページ更新などの運用コストが削減できる」「HTMLの知識が無くても簡単にコンテンツの作成や更新が出来る」など、多くのメリットがあります。
とても魅力的なシステムなのですが、以前に比べると価格は下がってきたとはいえ、中規模サイトで数百万円、大規模なサイトになると1千万円を超える費用がかかります。
とても、中小企業や個人で払える金額ではありません。
また、システムも複雑なため、導入の手間やコストがかかることも導入の妨げとなっています。
そこで、注目されているのが、今話題のブログの仕組みを使って、会社のホームページを作る方法です。ブログの業界標準であるシックスアパート社のMovableTypeを使ってCMSを構築するのです。
ブログで会社のホームページを作る!?それも、CMSを構築するなんて無理だろうとお思いの方もいるかもしれませんが、このサイトもブログで構築されています。
HTMLが解らなくてもページが作れます
メールやワープロが使える程度の知識があれば、ブラウザからコンテンツを入力するだけで、自動でデザインされたページが作成されます。
テンプレートをもとにページを自動作成
予め専用にデザインしたテンプレートをもとに、コンテンツを流し込んで自動的にページを作成します。テンプレートを変更することで、コンテンツはそのままにサイト全体のデザインを変えることも簡単に行えます。
サイトの構成は3階層が基本
MovableTypeの場合、トップインデックス、カテゴリアーカイブ、エントリーアーカイブの3階層が基本となります。コンテンツごとにデザインやレイアウトがまったく異なるとか、階層構造もまちまちな作りは苦手です。
複数のブログを組み合わせたり、カテゴリーごとにトップの画像やレイアウトを変えたりカスタマイズすることで、ほとんどのケースは対応可能となります。しかし、個別にカスタマイズし過ぎると、CMSを導入したメリットが薄れますので気を付けて下さい。
ナビゲーションやメニューも自動更新
コンテンツを追加すると自動的にそのカテゴリーにメニュー項目が追加され、サイトマップや更新情報の一覧なども自動で追加更新されるのです。これらを手作業で行うと、とても手間の掛かる作業ですし、間違いも多くリンク切れの原因となりますが、MovableTypeでCMSを構築すると自動で正確に行うことが可能となります。
運用に専門知識は不要
MovableTypeはサーバーで動作するプログラムですが、最初にシステムを構築してしまえば、サーバーやパソコンなどの専門知識なしに簡単に運用することができます。
サーバーでコンテンツを一元管理
MovableTypeでCMSを構築すると、サーバーのデータベースでコンテンツが一元管理されます。ブラウザさえあればどこからでも操作できるのも特徴で、思いついた時に自宅からでも直ぐに更新することも出来ます。
ユーザーごとに利用できる範囲を設定
営業が販売店向けのニュースを発信、サポートがQ&Aを更新、店長がお店の情報をなど、利用ユーザーごとに更新できるコンテンツの範囲(ブログ)や操作できる機能を制限することも出来ます。
MovableTypeで中小企業に最適なCMSを構築して
- ホームページ更新などの運用コストが削減できる
- HTMLの知識が無くても簡単にコンテンツの作成や更新が出来る
この素晴らしい環境を貴方の会社でも、ぜひ利用してください。
「ビジネスブログの活用」の一覧
- ビジネスブログとは?
- 会社のホームページをブログで作る
- ビジネスブログのSEO対策
- ブログとホームページの違い
- ブログならページの追加が簡単
- ブログは画像の貼り付けも簡単
- MovableTypeでCMSを構築する
- RSSフィードについて
- ブログの編集をワープロ感覚でもっと簡単キレイに
- 無理なく追加しやすいコンテンツ
- トラックバックの仕方
- ブログで定型項目を入力し自動でレイアウトする
- ビジネスブログの種類や特徴
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