ホスティングサービスを利用する

自社でサーバーを用意することも可能ですが、一般的な中小企業であれば、大きな自社ビルが必要ないのと同じで、ホスティングサービスを利用して場所を借りることになります。

ホスティングサービスもテナントビルと同様で、老朽化した雑居ビルから最新の設備を備えた快適なものまで、様々なものがありますので、適切なホスティングサービスを選ぶ必要があります。

ホスティングとプロバイダは何が違うのか

プロバイダ
プロバイダとは、インターネット接続業者のことで、利用者をインターネットへつなぐ窓口となります。

プロバイダでもホームページのスペースやメールアドレスの提供を行っていますが、本業は、インターネットへの接続ですので、ビジネス目的のホームページには、機能的に不充分なことが多いです。

ホスティング
ドメイン名の管理やサーバーのスペースを貸し出す専門の業者です。
機能面、安全性、サポート体制などの違いにより、様々なサービスが提供されていますので、目的に合わせた選択が可能となっています。

プロバイダの中には、法人向けのサービスとして、ホスティングを提供しているケースもありますので、その場合は、プロバイダとホスティングが同じ業者となりますが、ほとんどは別々の業者を利用することになります。

ホームページ制作会社とホスティング

ホームページ制作会社の中には、ホスティングサービスも合わせて提供していることがあります。
自社で提供しない場合でも、特定のサービスを推奨している場合がほとんどです。
これは、自社で熟知したサーバーを利用することで、安全性を高め、運営コストの削減につなげるためです。

ホスティングサービスには様々なものがあり、全てを詳細に把握することは困難ですので、信頼できる制作業者に御社の目的に合ったホスティングサービスを選択してもうことが、一番確実だと思います。

制作会社が提供するサービスを利用する場合には、ホスティングの内容も確認するようにしてください。もし、多少でも制作会社に不安があるのなら、制作会社を変えても、継続してホームページが運営できることを、事前に確認した方がよいでしょう。