Movable Type 3.2でスパム対策が強化
Movable Type 3.2日本語版が2005/9/29に、いよいよリリースされました。
大きな変更点としては、コメントスパムやトラックバックスパムの対策機能が大幅に強化されたことでしょう。
バージョン3.17でも、スパム対策が一部行われましたが、根本的な解決には至っていませんでした。
今回のバージョン3. 2では「スパム・フィルタープラグインSpamLookupを標準搭載し、今まで手動で管理していた手間を劇的に軽減します」とのことですので、スパムでお困りの方は、早速バージョンアップする価値はありそうです。
私も早々にバージョンアップを行いましたが、インストール手順などが一部変更されていますので、注意してください。
設定の記載ファイル名が変更
今まで設定を記載していた 「mt.cfg」が「mt-config.cgi」にファイル名が変更されています。
「mt-config.cgi」は「mt-config.cgi-original」をコピーして利用します。
初期設定の処理が自動化
初期設定の手順も変更されており、今まで手動で行っていた、初期化の「load.cgi」やデータ変換の「mt-upgrade.cgi」がログオンで自動的に実行されるようになっています。
バージョンごとにアップグレードを繰り返す必要も無くなったようです。
新しいバージョンで最初にログオン「mt.cgi」の実行で、全て自動で行われるようになったことは大歓迎です。
ログオンもMTのインストールディレクトリーにあるindex.htmlから行うのが標準のようです。
あと、最初のログオンは管理者権限のあるIDで行ってください。実行したIDが管理者権限になる小バグがあるようです。
その他 Movable Type 3.2 の新機能
他に色々と変更されていますので、詳しくは「Movable Type 3.2 の新機能」をご覧ください。
「ちょっとテクニカル」の一覧
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